人権・同和教育HR活動
2024年1月19日 15時48分1月19日(金)、本日は人権・同和教育HR活動の日です。
1、2学期から学んできたことに引き続き、行政や国単位での取り組みの歴史や、実際に制度に救われてきた人々の思いを知ることができました。
戦後以降、人権・同和問題が国の課題としてとらえられ、取り組みや制度によって少しずつ成果をあげていく一方で、結婚や進学の格差など、長く根深く残る問題もあります。
課題を再認識し、当事者らの生の声から人権・同和問題の深刻さを改めて考えさせられました。
また、HR活動の中では、他国の言葉で書かれた求人募集の例が挙げられていました。
多くの生徒が日本語で書かれた求人を選択していましたが、和訳した内容を見てみると、日本語の求人例が最も年収が低いという結果に……。
識字教育が受けられていなければ、人生を左右する大事な情報も読み取ることができないと実感できました。
自分たちにとっての当たり前が、そうではなかった時代があり、学ぶこともできなかった人がいる。
このことを理解したうえで、先人が積み上げてきた制度や成果に感謝し、今後も人権・同和問題に真摯に向き合っていきたいと思います。