平成30年度第2学期始業式式辞

校長 澤山陽一

 今日から2学期です。皆さんは、夏休みを有意義に過ごすことができましたか。1学期の終業式で、「大事なのは、夏休みをいかに過ごすかということだ。自分の夢の実現のために、しっかり計画を立て『いやなことやしんどいことからにげない』強い自分を作り上げてほしい。」とお願いしました。また「始業式には、お互いに生き生きとして笑顔で再開したい。」とお願いしました。今日、大きな事故もなく元気な笑顔を見せてくれた皆さんにお礼を言いたいくらいうれしい気持ちでいっぱいです。
 夏休みの皆さんの活躍を振り返ると、先ほど表彰しましたように、農業クラブ四国大会では6部門中3部門が最優秀となり全国大会への切符を手にしました。先日、内子の方から「ホームページで見たけど、大農の農業クラブすごいね。」と激励のお電話をいただきました。その他、吹奏楽部がコンクールで7年ぶりに銀賞を受賞したり、野球部が2年連続2回戦に進んだり、テニス部、卓球部が各大会で入賞するなどすばらしい活躍がみられました。
 また、今月27日の愛媛新聞には、笑顔甲子園に出場した大洲の幼なじみ漫才コンビ「アルパカ」の記事が大きく載っていました。「豪雨災害で支えてもらったたくさんの方に対する感謝の気持ちが重なり合ったステージだった。」と書かれていました。コンビ「アルパカ」のボケ担当は、なんと本校食品デザイン科3年の大下君だったのです。いつも「笑顔と感謝」と言っている私は、その記事を見て本当にうれしく思いました。笑顔で自分の夢に向かっている姿に感動しました。
 ところでみなさんは、大下君が目指しているお笑いの世界で、今、大注目のANZEN漫才の「みやぞん」のことは、当然知っていることでしょう。先日24時間テレビで過酷なトライアスロンを笑顔でやり遂げたことが記憶に新しいみやぞんですが、みやぞんのある言葉がネット上で話題になっていることも知っていますか。
 彼は、「世界の果てまでイッテQ!」の「虹の滝の下で1曲歌う」というミッションが課された回で、長時間の移動や、電車の遅刻、ホテルの宿泊環境の悪さなどにより11日目に滝付近に到着したものの「虹の滝」に行くには、その上に6000段の階段を上る必要があったのです。番組カメラマンは両足がつり、通訳は失踪する中、みやぞんは辛い表情を全く見せることなく、「自分の機嫌は自分でとる。人に取ってもらおうとしない!」と発言しました。この「自分の機嫌は自分でとる。」という発言に対し、ネットユーザーから「心に響いた。」「感心してしまった。」という絶賛の声が続出したそうです。
 みなさん、どうですか。「自分の機嫌は自分でとる。人に取ってもらおうとしない!」これが子供と大人の大きな違いだと思いませんか。いやなことがあって人や物に八つ当たりしていませんか。人に何か頼まれ自分の時間を奪われ、むっとした顔をしていませんか。人に何か頼まれたとき、笑顔で応じてもらったらどんなにうれしいことか、皆さんにも経験があると思います。自分の気持ちをうまくコントロールすることはなかなか難しいことですが、いろいろ人と接し、様々なことにチャレンジし、自分の機嫌を自分で取り、心の中はしんどくても笑顔を見せられるようにしたいものです。そうすることにより皆さんの周りは、幸せな気持ちでいっぱいになります。また自分自身もさらに幸せになることでしょう。
 2学期は、9月の体育祭、11月の農業祭など多くの行事を控えた飛躍の学期です。また、10月17日には県内各地から多くの先生方が来校される学校訪問研修があります。「大農はすごい。来てよかった。」と言ってもらえるよう私たち教職員とともに力を合わせてがんばりましょう。
 いよいよ、2学期のスタートです。私がいつも言っているように2学期も1学期に引き続き自分の命はしっかり自分で守ること、常に「笑顔と感謝」の気持ちを持ち、人の話にしっかり耳を傾け生活することをお願いします。