体験から始まる持続可能な社会づくり
2026年2月26日 20時12分令和8年2月26日、国立大洲青少年交流の家において「通学合宿~みんなで学ぼうSDGs~」と題し、市内小学生25名と愛媛大学の学生7名を迎え、SDGsを学ぶ会を開催しました。
昨年度に引き続き、今年度も本校が企画・運営を担当。本校が取り組んできた地域資源活用や環境配慮型農業の実践を紹介するとともに、大洲の伝統産業を支えてきた木蝋を使った石けんづくり体験を行いました。
ゆっくりと混ぜ、固まりはじめる石けんをのぞき込む子どもたちの目は、次第に輝きを増していきました。
「こんなに簡単に石けんができるなんて!」
「これが大洲の伝統産業だったなんて知らなかった。」
その素直な驚きの声は、単なる体験の感想ではなく、地域の歴史や文化と出会った瞬間の“発見の声”だったように思います。
木蝋という一つの地域資源を通して、環境・産業・暮らしがつながっていることを実感する時間となりました。それはまさに、伝統文化の継承であり、ESD(持続可能な開発のための教育)の実践そのものです。
高校生が主体となり、小学生や大学生と共に学び合う。その循環の中で生まれた小さな気づきや感動は、やがて地域を支える力へと育っていくはずです。
大洲農業高校から、ほんの小さな灯りかもしれません。しかしその灯りは、確かに地域の未来を照らしはじめています。